5月3日(金) 伊予灘のメバル釣り

伊予灘メバル 最終戦?

今年も楽しませてくれたメバルもいよいよ終盤。

この春は気温も上がらず 雨風に悩まされることが多かったが

どうやら今日は天気の心配をしないでよさそう。

しかし …

「今日は メバル釣るような潮じゃないですよ。」

「ハマチは連日よく釣れていますよ。」

「エサ付けてホゴ(ガシラ)釣りでもしますか。」

と 船頭さんからは メバルはとても厳しそうな感じのお言葉が…

それでも初志貫徹。

「メバル一本で お願いします。」


7時 出船。



メバル一本と言ってはみたものの

潮の流れない時間帯が多いので 一応エサの準備も。



シラサとイカナゴ。

エサに頼らず 一日メバル釣りになればいいのだが。


最初のポイントでは1匹釣れたのみ。

何だか いや〜な予感。


何ヶ所か目のポイントで ようやく追い食いしたものの



中型2匹にリリースサイズ2匹。

潮の動かないところでは 型も望めそうにない。


海は穏やかで 絶好の釣り日和なんだが



メバルの活性が低すぎる。

ある程度 予想していたこととはいえ 厳しい一日となりそうだ。


めざせ10匹(キープサイズ)になりそうな感じ。



釣っても釣ってもリリースサイズの小メバル多数で

クーラーの中が全然賑わわない。


昼までで これだけ。



メバル大3匹 中7匹 小10匹 ほど。


メバルの映りのいいポイント(魚探真っ赤っか)を流しても

掛かってくるのは小メバルばかりなので

方針を変更して 潮が速いときは狙えない魚礁地帯へ。

数は望めないが 掛かれば20cm後半のお刺身サイズ。


一流しのうち 誰かがポツンと掛ける程度だが やはり型がいい。



ここでは ほとんど緑の枝に食ってくる。

そこで 秘密兵器?緑一色の役満サビキ投入。



このサビキが世に出て13年。

最初はすべて白のサバ皮であったが,

のちに緑が2本入るようになった。

緑に大型が掛かることが多いので あるとき店主のおっちゃんに

緑の枝を増やして〜 とお願いしたら

長年の研究?実釣?により緑の位置と数をこれがベストと決めたそうな。


スカ流れも多く 20〜30分にポツンと1,2匹掛かる程度だが

サイズがいいので 我慢できる。



これはどうだ? 

尺メバル?

口閉じたら29.5cmだった。


スカスカだったクーラーも 少しはにぎやかに。



夕方まで こんな感じで ポツポツ釣れて30匹あまり。


最後に気になるポイントへ。

底から10m以上浮いた反応だが メバルのようだ。


追い食いも成功,メバル釣りはこうでないと。



23〜25cmの中型ではあるが

流すごとに4連5連と追い食いして

短時間で荒稼ぎ。


16時 終了。



午前中はどうなることかと思ったが 後半何とか盛り返し

尺近い良型中心にメバルの強烈な引きを味わうことができた。



次の大潮まわりくらいまでは狙えそうな感じではあるが

今回で今シーズンのメバル釣りは ひとまず終了。

来年の冬から春に また楽しませてもらいたいものだ。



本日の釣果 メバル 〜29.5cm 58匹